可能な限り全力で楽をしながら成長するために学習法を真面目に科学する

勉強や努力をするのって好きですか?

わたしは大嫌いです。

どうせなら最小限の労力で最大限の効果を得たい。あわよくば努力なんぞというものは一切したくない。

そういうもんですよね。

そんな夢を実現させるためには、とりあえず真面目に科学的に効率のいい学習法ってやつをやっとくのが近道っちゃあ近道なんじゃないでしょうか?

というわけで、今回は武道や武術やスポーツなんかでも使える、できるだけ楽をするための学習法です。

          目次           

効率のいい勉強法3種
    複合化学習
    再統一学習
    検索練習

つまり脳をサボらせてはいけない
文明の利器を利用して楽をする

効率のいい勉強法3種

まずは科学的にきちんと検証されて効率よく学習ができるとされている学習法からみてみましょう。

何事も基本が大事ですからね。

合化学習 インターリービング

東フロリダ大学がとかいう たぶん東の方にある 素晴らしい大学が「勉強ってのはなぁ、全部一度にまとめてごちゃまぜにやった方がいいんだぜ」という研究を発表してます。1

普通の勉強ってのは、まずは範囲1をやって、それから2をやったみたいな感じですが、実はこれが鬼のように効率が悪いということがわかっています。

やってる内に忘れてったりしちゃいますからね。

こういう学習法をやってると頭がブロックのように固くなっちまうのでブロック学習と言われています。

ウソです。ただ単にブロックのようにまとまった範囲をやってくからブロック学習です。

一般的な学校で行われている勉強法、例えば数学のかけ算の問題ならかけ算をひたすらやる。

かけ算を勉強して練習問題もやってだいたいやったら次はわり算をやるって感じのやり方ですね。

これに対してかけ算、わり算、分数なんかを全部まとめて一回でやってしまうのをインターリーブ学習といいます。

野球のバッティング練習ならストレートを打つ練習ばかりをするのではなく、ストレート、カーブ、チェンジアップを織り交ぜて練習するって感じです。

実験ではこっちの学習をやった人の方が1.25倍成績がよかったそうです。

ついでに一か月後にテストをやってみたら今度は1.7倍くらい差がついてたってことで、覚えやすくて忘れにくいって感じですね。

というわけで、どーせ学習しなきゃなんないならまとめてやっちまいましょう。

再統一学習 リコンソリデーション

ジョンズポプキンズとかいう どこにあるのかも定かでない 有名な大学なんかの研究で、反復練習より200%効率がいいって学習法が発見されました。(2)

なんかよくわからないヘンテコなコントローラーでパソコンを操作するって実験をやって、参加者に二回練習をさせました。

グループ1は同じことを反復練習。グループ2は一回目と二回目の練習内容をちょっぴり変えました。

結果はグループ2がスピードと正確性において2倍の成績を叩き出しましたんだそーです。

一度やったことってのは脳が慣れちゃうみたいで、ちょこっと変化をつけてやると「サボってる場合じゃねーや」と脳をたたき起こせるみたいです。

1回目と2回目でやり方を変えたこで、共通する部分がどこなのかがはっきりするので、どのテクニックが上達のために重要なのかがわかるのかも知れません。

といってもこの実験、参加者が86人しかいないので、そこまで参考になんないかも知れません。

ただ、理屈としては間違ってはなさそうです。同じことやってもつまんないですしね。

検索練習 リトライバル

マーカーとか引くよりいい学習法があるぜよ、ってな論文で紹介されてんのが検索練習です。(3)

まあ、こちらは結構有名だし、色んな方法が日々研究されとります。

何をやるかっていうと、忘れそうなときに頑張って思い出すだけです。

逆にどんだけうまいこと忘れそうなときにできるかが重要になってきます。

忘れそーな時にテストとかをすることで「うわぁぁぁぁアレなんだったっけぇぇぇぇ」という感じを体験することで学習効率がアップするって理屈です。

まあ、なんかやらかしたら次は失敗しないようにしなきゃなって思うのを逆手に取った感じですね。

で、これを効率的に行うために、1日後、6日後、1ヵ月後、3ヵ月後といった感じで学習をする分散学習という学習方法が考案されてたりします。

とにかく忘れそうなときにやることで、忘れてはいけない知識として内容が定着するってわけです。

つまり脳をサボらせてはいけない

というわけでこれが科学的にも一応ちゃんとしてる三つの学習法になります。

これを武道やらスポーツやらに応用していけばいいわなんですが、

合気道なんかでは左右両方向で稽古をしています

これってすでに複合化練習になってんじゃねーかな?

また片手取、両手取、肩取、胸取など掴む場所を変えて同じ技を練習したりもしています。

これって再統一学習みたいな感じじゃね?

ということで、案外すでに取り入れられてる練習にその要素が入ってることもあります。

これらの学習法の共通点は、とにかく脳をサボらせないってとこです。

複合化学習は同じこに脳を慣れさせないで、色んなことを一気にやる。

再統一学習も少し変化を加えて脳に別の視点をもたせる。

検索練習は脳が「使わねーからもうええやろ」と思ってる情報を引っ張り出す。

てな感じなので、同じことを漫然とやらないってことです。

これこそまさに稽古ですね。

文明の利器を利用して楽する

現代においては我々にはスマホという素晴らしい文明の利器があります。

こいつのおかげで他人の連絡先を覚えとく必要もなければ、カメラもいらない、ビデオもいらない。

だから脳も使わないってことになっちまうと本末転倒です。

逆にスマホには学習を助けてくれるアプリなんかがあったりします。

さっきちらっと紹介した分散学習なんかは分散学習帳(スマホ向け)Anki(パソコン・スマホ連動)といったアプリを使うことでできちゃいます。

道場などで学んだ細かいテクニックなんかは、けっこう忘れることがあるので、こうしたアプリを使って知識だけでも定期的に復習するといいかも。

逆にこれを利用して仕事などで必要な勉強をして、稽古の時間を確保するというのもアリかも。

まあなんだっていいんですが、どーせやんなきゃならないことは、

できるだけ楽してやってきたいモンですね。

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参考文献

(1)インターリーブ学習は数学学習を改善する(英語論文)

(2)運動能力は再統一によって強化される(英語論文)

(3)虹を超えて:検索練習は虹を描くよりも優秀な効果をもたらす(英語論文)

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