もう読めない?!すべての人を達人にする奇書『転神白書』

tensinhakusyo

初回にしていきないりもう読めない本を紹介するという暴挙に出たいと思います。

 

その名も『転神白書(てんしんはくしょ)』です。

 

これはゲーマーでひきこもりでニートだったという経歴を持つ真仙 明(しんせん あきら)先生が自らつくった流派『転神流』の解説書なのです。

 

なんと公開当時は20代後半という若さ!彗星の如く武術界に現れたのですが、残念なことに彗星の如く消えてしまいました。

 

奇書『転神白書』の内容とは?

さて、『転神白書』が一体どのようなものだったのかというと、

 

簡単に言えば教えられたまま同じことを繰り返すんじゃなくて、どんどん改善してこうよというしごくまっとうな考えから、

 

最終的にとんでもない境地に立つというお話です。

 

ひきこもりニートでオンラインゲームをやりまくっていた真仙明は、一念発起して伝統派空手を始め、

 

順突きが二拍子だと相手に読まれて当たらない問題の解決のため、一拍子で突く練習を一日10万回やったそうです。

 

ホーリーランドの神代ユウみたいですね。

彼も 電気のヒモに 毎日ボクシングパンチの基礎を繰り返したことによって、

 

カツアゲしてきたヤンキーを逆に倒すヤンキー狩りとしてストリートで恐れられる存在になっていきます。

 

まあ、マンガの話ですけど。

 

そんなわけで一拍子で攻撃できるようになった真仙明は通っている道場では負けなし、多人数でも余裕という境地に到達します。

 

さらに空手の型『三戦』や呼吸の研究を続けたことで、過去の達人の写真や姿を見ただけで、自分が勝てるかどうかがわかるようになったそうです。

 

そしてだいたいの過去の達人には勝てる!と思えるようになります。

 

余談ですが、過去の達人を超えたと宣言するのは検証の余地がないという意味でとても有効な手法かも知れませんね。

 

ともかく、その見ただけでわかる能力が身についた故に、彼は自分では絶対に勝てない空手家と出会ってしまいます。(注:実際に会ったわけではありません)

 

その人物は真仙明曰く、三戦をやりこんだことにより、ここ六百年で最高の達人なのだそうです。

 

彼に勝てるビジョンが浮かばなかったことから一時は引退を考えるのですが、夢で謎の剣道師範から『感謝しながら斬れば当たる』というお告げを受け、

 

たどり着いた境地が『感謝しながら攻撃する』ということなんだそうです。

 

感謝しながら攻撃すると相手は避けられないのだとか。

 

こちらのエピソードはマンガ『HUNTER×HUNTER』のネテロ会長を彷彿とさせますね。

ネテロ会長は感謝しながら正拳突きを毎日なんと 真仙明先生よりも9万回も少ないたったの 1万回やったことで、音を置き去りにするほどの速度の突きを手に入れます。

 

対戦相手は戦う前に許しを請うというスゴい境地に達します。毎日たったの1万回でこれなんだから10万回やったらどうなるんでしょうか?まあ、マンガの話ですが。

 

この感謝しながら攻撃することによって真仙明はついに感謝=万能という奥義を手に入れるのでした。

 

そしてついに、あの史上最強の空手家を超えたのです。(注:実際に会ってはいません)

 

感謝の突きができるとオーラのガードを突破してオーラに穴が開くそうです!すげぇ~。

 

これさえあればもう敵はいない、そんな境地に彼はたどり着きました。

 

そして次に彼が目指したのは、あらゆる人を達人にするメソッドでした。

 

ここらへんからオーラと気の話がメインになってくるので、マツリにはよくわかりません。

真仙明とは一体何者なのか?

彼の存在を知ったのは5ちゃんねるのまとめサイトでした。当時は2ちゃんだったかな?

 

ニートが武道をやり込んだ結果www(カオスちゃんねる)

 

5ちゃんねるで突然現れるやいなや、Amazon Kindleに発表した著書を売り込み、さらに数冊の続編や小説などを発表するとYouTubeにも進出、

 

さらにはBABジャパンからわずか30歳にして一般書籍でもデビューを果たすという武術家からしたらとんでもない大躍進を果たしました。

はっきり言って破竹の勢いでその知名度を広げておりその手法もメチャクチャ現代的でした。

 

ある意味で革命的な宣伝方法だったと思います。

 

その後も『転神白書』をベースにファンタジーノベルス化した『転神物語』

 

合気の秘密を解き明かしたとする『転神白書:外伝』(多分こんな名前だった?)を発表してノリにノっていました。

 

確かセミナーなんかも開いていたと思います。

 

ところが、『転神白書:外伝』で背後からの攻撃を目も耳も使わずに避けるみたいな動画をアップしたことが仇(?)となり、

 

水曜日のダウンタウン「達人であっても背後からの気配実際に感じること不可能説」に呼びだされ、

 

街中で仕掛け人から襲われてなんだか微妙な結果(初回:失敗、2回目:10回中5回成功 本人談)で終わったことによって、

 

武術界から忽然と姿を消してしまいました。

 

と同時に真仙明の武道武術関係の書籍もAmazon Kindle上から消えてしまいました。

 

ちなみに彼はこの他にも謎のスピリチュアル系の本を大量に出しており、そちらは健在のようです。

 

Amazon unlimitedに入っていれば読み放題になってます。

 

これからという時に、あっさりと去ってしまった彼は一体今どこで何をしているのでしょうか・・・。

 

転神白書のここがスゴイ!

①読みやすい

 

まずなんといっても、読みやすい点は並大抵の武道書をはるかに超えています。

 

ぶっちゃけ全武道書の中で一番読みやすいまであるかも知れません。

 

なんでも真仙明氏はニート時代にはウェブ小説なんかも書いていたらしく、本を読みなれない人でもサクッと読めるような感じに仕上がっています。

 

文章能力は意外と武道家には少ない能力なので、見習いたいくらいです。

②流派を興す人の心理がわかる

 

転神流という、現代の最新流派誕生のいきさつがわかるというのも面白いポイントです。

 

この武道武術が飽和しながらも廃れつつある時代に新しい流派をぶったてようとするんだから並の人間にゃあできることじゃありません。

 

昔から天狗に剣を習ったとか、色々なエピソードを持っている武道家武術家はいますが、そういったスタイルに現代風なアレンジがされているのが面白いです。

 

③最強になれる(たぶん)

 

まあこれは本人談ではありますが、この本で紹介されている転神流独自の型を鍛錬すると達人に勝てるようになるのだそうです。

 

達人に勝ちたい方は必見の書になっております!

 

惜しむらくは最近はあんまり達人と呼ばれるような人もいないですし、対達人用の戦闘能力は使う機会はなかなか少なそうです。

 

真仙明先生もどっちかというと日常生活の向上とか人間関係の向上に使って欲しいとのことでした。

 

感謝の心さえ忘れなければイケる!だいたいこんな感じです。

 

あとはオーラを見る方法とかが書いてあります。クリスタルのように輝く最高のオーラを身に着ける方法とかも書いてありました。

 

ただ気になっても現在この本は絶賛消失中なので、読めません。残念でした!

おわりに

真仙明は個人的には消えるのが早すぎる!と思えるほどの逸材でした。

 

まぁ、なんかまだスピリチュアル関係のことはやっているみたいなんですが、そっちは全然興味がないのでよくわかりません。

 

まだまだ全然やりようはあるんじゃないか?と思えるような段階でいなくなってしまったので、ちょっともったいない気がしています。

 

実際、自分からの出版とはいえ大量に本を出し、それなりの成果があったからこそ書籍デビューを果たすことができたわけですし、

 

自身の動画も惜しげもなく公開する姿は実践者としては素晴らしい姿勢でした。

 

その手法も現代風であり、伝統的な流派では絶対に思いつかないような斬新なものだったので、その点においては非常に良いお手本にもなれたのではないかと思います。

 

もしもたかがダウンタウンの一番組が引退原因だとするなら、あまりにももったいないと思ってます。

 

そんなわけで、いつの日か真仙明氏が再び表舞台に現れてオーラを人型のビジョンに変えてスタンド能力を再現してくれることを願いながらおわりとさせて頂きます。

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